こんなコスプレイヤーは撮りたくなる!プロカメラマンが「ホココス」からセレクト

ホココス(南大津通歩行者天国・コスプレ) Cosplay

いよいよホココス2018が近づいてきましたね。

天気も心配なところですが今のところ曇り予報。

なんとか雨だけは降らないといいなと思っています。


最初に書いておきますがイベントに参加する事が楽しくて撮影に興味がないという人はこの先、読まないでください。

もっとカメラマンに撮影して欲しいのに撮ってもらえないと思っている人だけに読んで欲しいです。

そんなレイヤーさんに少しでも撮影する機会が増えればと思って書いています。


あくまでフォトグラファー目線なのでレイヤーさんの都合はあまりわかってません。

そこもわかってくださいね!


なぜ、カメラマンがいない?

ちょっと気になっている事があるんですよ。

イベントでカメラマンが並ぶレイヤーさんっていますよね。

かと思えば全然並ばないレイヤーさんもいる。


その違いってなんだろうという事です。

もちろん作品の人気というのもあるとは思うけどクオリティーも含め、全体的なレベルは高いのにカメラマンがほとんど撮ってない。

なんでなんだろう?

とても、不思議だったんですよね。


ぼくは広告カメラマンという職業柄、人物をたくさん撮ります。

のべにすると1万人ぐらい撮っているはずです。

そのおかげかカメラ前に立ってもらって少し撮影すると、こんな感じの人なんだろうなというのがわかるようになってきました。

そして被写体としてのレベルがどうなんだということも。


というわけで、とりあえず撮ってみようとカメラマンが並んでいないレイヤーさんのところへ撮影しにいきました。

ごあいさつして、ファインダーを覗き、撮影を始めるとすぐに気づきました。


あー自信がないんだね。

もちろん、撮影経験の数も関係あるけど、それだけじゃないしね。

シャッターを切り始めるとポーズをとってくれるんだけど、こちらが苦しくなるほど、目一杯な感じが伝わってきちゃう。

これじゃ、カメラマンも並ばないよね。


意外に思うかもしれないけどカメラマンって被写体が緊張すると、それが伝わって緊張しちゃう。

カメラマンって、そういうの苦手だから緊張しちゃう被写体にチャレンジするカメラマンはあんまりいないと思う

でも、その逆もあるよね。

レイヤーさんならわかると思うけど緊張MAXのカメラマンに撮られたくないでしょ。


被写体を緊張させるカメラマンはダメカメラマン。

でも緊張オーラが出ている被写体もダメなんだよ。

やっぱり、自信のなさが表情や身体の動きに出ちゃいます。

緊張しながらのルーティンで作るポーズでは気持ちの表現はできないよね。


その撮影したレイヤーさんも全体のレベルは高いのにもったいない。

その事について話したかったけど、大きなお世話で不快な思いをさせるかもしれないのでやめておきました。


こんなレイヤーさんは撮りたくなる

言葉で説明してもわかりにくいのでビジュアルで見せていきますね。

何回も言いますがフォトグラファー目線なので全く作品の人気とかは考慮していません。

ぼくが見て、いいじゃないと思ったかどうかだけなので思いっきり主観です。

撮影しているカメラマンのレベルも考慮してません。


魅力のある被写体って誰が撮ってもそれなりに写るんですよ。

だから、どんな写真でも十分にわかります。

被写体が良いと、逆に撮る側の下手さが目立っちゃうという恐ろしい事までおきちゃいます。

じゃあ、セレクトしてきますよー









どうですかー?

何となくでも雰囲気つかめましたか

セレクトしたレイヤーさんの共通点から感じてください。

キーワードは「表現」ですよ。


ホココス2018に参加します

イベントは個撮と違い、新しい出会いや刺激をたくさんもらえるので違った楽しさがありますね。

新しく繋がった人と個撮というのもありだし。

今年は作品展用にスナップ写真も撮影します。

スナップ写真といってもピンとこない人もいるかもしれませんが簡単に説明するとこんな写真です。

モノクロなのでちょっと古い感じはしますが写真の方向性は同じです。



ぼくはコスプレって世界に発信できる文化だと思っています。

レイヤーさんだけの写真では無く、「レイヤーさんと街」みたいな、時代背景や空気感、気持ちがのっている写真も必要です。

そういう写真を撮ることも写真家としての使命だとぼくは考えています。


と言っても、もちろんレイヤーさんの写真を撮るのも大好きなのでホココス当日はできるだけ撮りますよー。

そんなぼくの想いに共感してくれるレイヤーさんがいればいいなと思って、Twitterで募集したところ、ぼくもびっくりするくらい反応してもらえました。

いやー、とても嬉しいし、ちょっと感動しちゃいました。

まだまだ、Twitterで集っているので反応してくださいね!



反応してもらえるとホココスで会って撮影したりできる足掛かりになりますよ。

「表現」について興味があるなら、もっと詳しい話もできるし、撮影についての相談があれば聞くこともできます。

新しい人と人の繋がりってワクワクしませんか?


新しい人と出会うとその人との繋がりが写真の中で化学反応を起こして、今までとは違う写真が撮れる事って多いです。

そういう写真って、良い写真になります。

そんな化学反応を起こすような繋がりをたくさん増やしたいですね。

これからも人と人との繋がりを大切にしていきたいと思います。