リバーサルフィルム「KODAK(コダック)E100」復活!

KODAK PROFESSIONAL EKTACHROME E100 Review

「KODAK PROFESSIONAL EKTACHROME E100」が再発売されました。

6年ぶりに再発売されたものの初回入荷分が、すぐに完売したそうです。


フィルムサイズ

今回、再発売された「KODAK(コダック)E100」は35mm判の36枚撮りです。

35mm判の画像サイズは36x24mm。

「ライカ判」とも呼ばれ、ライカはもちろん、キヤノン・ニコンなどから発売されているカメラで使用されています。


リバーサルフィルム

リバーサルフィルムというのは、反転現像によってポジ画像となる写真フィルムです。

一般的にみなさんが使用されるフィルムはカラーネガフィルム。

リバーサルフィルムとは違い、現像しても反転したままの状態です。


なぜ、この2種類のフィルムが存在しているかというと、それぞれ特徴があるからです。

リバーサルフィルムは商業印刷に向いていますがプリントに向いていません。

カラーネガフィルムはその逆です。


というわけで、普通はプリント目的なのでカラーネガフィルムを使います。

リバーサルフィルムはというと、商業印刷向けの撮影を行うプロカメラマンが使用します。


もう1つ忘れてはいけないのが、リバーサルフィルムはとても露出がシビアです。

撮影する際は必ず、しっかりと露出を確認してください。

特にオーバー側はリカバリーが難しいので、迷ったら少し暗めを選択すると失敗が減ります。


エクタクロームの色

エクタクローム系は富士フィルムのリバーサルフィルムと比べて、クリアでヌケがいい発色傾向です。

キレイな青空や夏の海のような被写体の時は必ず、「E100」を選んでいました。

再発売されたフィルムも資料画像を見る限り、同じ方向性の発色です。


おわりに

これから夏に向けて、撮影で使ってみたいと思います。

機材は「CONTAX RTSII+CONTAX Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 MMJ」で決定。

「E100」のクリアな発色とプラナーと透明感ある描写の組み合わせは最高です。

ゆっくり、ロケ場所を考えようと思います。