価格.comなどを見ると発売前ですがCanon「EOS RP」の価格は15万円台。
他のカメラの価格変動から想定すると発売後、半年で13万円台ぐらいの価格まで落ちるはずです。
この価格はフルサイズミラーレスカメラとしては、かなり安いんですよね。
どうして、こんなに安い価格で発売できるのか?
ちょっと、疑問に思っちゃいました。
そこで、今回はフォトグラファー視点で安い理由をアラ探ししちゃいましょう。
「EOS RP」の欠点を探せ
USB2.0
端子形状はUSB Type-CですがUSB2.0なので転送速度はそれほど期待できません。
たくさんの画像を転送するのにUSB2.0はどーでしょう。
バッテリー
キヤノンの他のデジタル一眼レフとは違い、小型のミラーレスカメラで使用されているLP-E17を使用します。
このカメラの性格上、背面液晶を多く使うことが多いと思うのですが、あまり使いすぎるとバッテリー切れを起こしそうです。
特に寒い冬の撮影は要注意!
CMOSセンサー
「EOS RP」で使用されているCMOSセンサーは「EOS 6D Mark II」と近いと言われています。
「EOS 6D Mark II」の発売は約半年前。
つまり、新開発の最新CMOSセンサーではないということですね。
その上、「EOS 6D Mark II」のCMOSセンサーはダイナミックレンジが狭く、ある条件下ではノイズが多く出てしまいます。
4Kムービー
4Kムービーを撮影するとき、CMOSセンサー全体(フルサイズ)ではなく、中央部(APS-C)を使用します。
ということはノイズが多くなる可能性があるということです。
その上、フルサイズでなくなるのでレンズの焦点距離が変わっちゃいますね。
まとめ
「EOS RP」の欠点をいろいろアラ探ししてみましたが意外に少ない。
「EOS RPの値段はなぜ安い??欠点をアラ探し!」というタイトルから買いませんよという話になると思っていた方が多いと思います。
しかし、この性能でこの価格ならベストバイじゃないですか。
実際、ぼくも購入に気持ちが大きく傾いてます。
ただ、やはり安いなりの部分はあるのでカメラに何を求めるかをきちんと整理して考えた方がいいです。
ぼくがこのカメラをオススメしたい人は小型のミラーレスカメラを使っていて、ステップアップしたい人です。
初めての人には少し高すぎるかなと思います。
このカメラの発売でフルサイズミラーレスカメラが身近なものになっていく、大きなターニングポイントになるはずです。
「EOS RP」の実機を早く、試したいですね。
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