かねてから噂のあった「EOS RP」が2月14日に発表されました。
すでに発売されていた「EOS R」ゆずりの高性能なのに価格が安いというハイコストパフォーマンスは注目です。
「EOS RP」7つのメリット
小型・軽量フルサイズ
フルサイズなのに、この大きさは驚異的。
ボディだけだと500mlのペットボトルより軽く、文庫本より小さい。
想像を超える高画質
このサイズでフルサイズCMOSセンサーを搭載しています。
フルサイズCMOSセンサーの高解像感と色彩再現力。
そして最新の映像エンジンから生み出される画像は想像を超えています。
世界最速オートフォーカス
フルサイズCMOSセンサー搭載のミラーレスカメラでは世界最速のオートフォーカス。
「EOS R」以前のキヤノンのミラーレスはオートフォーカスのスピードが遅かったので嬉しい改善点。
画質を落とさずに最大、秒間5コマの撮影が可能。
動きのある被写体も余裕で撮影ができます。
「瞳AF」が搭載されました。
ポートレート撮影で開放値近くで撮影することが多い、ぼくには強い味方です。
被写体が動いても瞳にピントを合わせ続けるなんて最高。
かんたん操作
背面液晶のタッチパネルでスマホのようにコントロールすることができます。
Instagramのフィルターのように簡単に写真の雰囲気を変えることが可能。
自分のイメージにあった写真を簡単に実現します。
高度な撮影サポート機能
1回のレリーズでカメラが自動でピント位置を変えて撮影してくれます。
パンフォーカスな写真を作ることが可能。
ピントの位置を撮影後に変えることができるのでピンボケ撲滅、そしてピンポイントにピントを合わせることができます。
4Kムービー
この軽量ボディで4K動画を撮影可能。
さらにカメラ内で軽いデータに圧縮することができ、そのデータをスマホやタブレットに転送することができます。
フルサイズ画質を簡単にSNSへ
スマホからカメラの画像を見たり、取り込むことが簡単にできます。
撮った写真をすぐにSNSにあげたくても簡単にできず、同じようなアングルをスマホで撮ってアップしていた、ぼくには超うれしい機能です。
「EOS RP」と「EOS R」
EOS RP | EOS R | ||
---|---|---|---|
撮像素子 | 撮像素子 | 高感度・高解像度大型単板CMOSセンサー | |
有効画素数 | 約2620万画素 | 約3030万画素 | |
有効センサーサイズ | 約35.9×24.0mm | 約36.0×24.0mm | |
映像エンジン | DIGIC 8 | ||
動画 | 4K記録サイズ/フレームレート | 3840×2160(4K):25.00/23.98p | 3840×2160(4K):29.97/25.00/24.00/23.98p |
フォーカス | デュアルピクセルCMOS AF方式/ (顔+追尾優先AF、スポット1点AF、1点AF、領域拡大AF(上下左右)、領域拡大AF(周囲)、ゾーンAF) | デュアルピクセルCMOS AF方式/(顔+追尾優先AF、1点AF、領域拡大AF(上下左右)、領域拡大AF(周囲)、ゾーンAF、ラージゾーンAF(縦)、ラージゾーンAF(横)) | |
露出制御 | 自動露出/マニュアル露出 | 動画撮影用プログラムAE(シャッター速度・絞り数値を自動設定)、動画シャッター優先AE、動画絞り優先AE、動画マニュアル露出 | |
シャッター | シャッター速度 | 1/4000~30秒、バルブ(すべての撮影モードを合わせて) | 1/8000~30秒、バルブ(すべての撮影モードを合わせて) |
同調シャッター速度 | 1/180秒 | 1/200秒 | |
ドライブ | 連続撮影速度 | ワンショットAF時:最高約5.0コマ/秒 サーボAF時:最高約4.0コマ/秒 低速連続撮影:最高約2.6コマ/秒 |
高速:最高約8.0コマ/秒 低速:最高約3.0コマ/秒 |
露出制御 | ISO感度 | ISO100~40000 | |
AF | 測距点 | 最大4779ポジション | 最大5655ポジション |
ファインダー | 視野率 | 上下左右とも約100% | 倍率 | 約0.7倍 | 約0.76倍 |
液晶モニター | 大きさ/方式 | 3.0型(3:2)/TFT式カラー液晶モニター | 3.15型(3:2)/TFT式カラー液晶モニター | ドット数 | 約104万ドット | 約210万ドット |
サイズ | 大きさ | 約132.5(幅)×85.0(高さ)×70.0(奥行)mm(CIPA準拠) | 約135.8(幅)×98.3(高さ)×84.4(奥行)mm(CIPA準拠) | 質量 | 約440g(本体のみ) 約485g(バッテリー、メモリーカードを含む) |
約580g(本体のみ) 約660g(バッテリー、メモリーカードを含む) |
まとめ
「EOS RP」の発売日は2019年3月中旬が予定されています。
やっぱり、先行して発売された「EOS-R」との違いが気になるところです。
まだ発売前ですがキヤノンオンラインショップで価格を比較すると「EOS RP」が約17万円、「EOS-R」が約25万円(ボディのみ)。
価格差は約8万円です。
性能面から考えると、この価格差は妥当なところという印象です。
ただ、性能面では確かに落ちるのですが「EOS RP」ではならない理由というのがあります。
それは小さくて軽いということです。
仕事では大きくて重いカメラやレンズを使っていますが、その理由はどうしてもそのカメラとレンズでしか撮れないからです。
もし、同じことができるなら絶対に軽くて小さいカメラやレンズを使います。
それぐらい、軽くて小さいことは大きなメリット。
スナップ撮影なら、軽くて小さければ、気軽に持ち歩くことができます。
それはシャッターチャンスに出会う可能性が高まることを意味している訳です。
気持ちは「EOS RP」を買う方へ大きく傾いていますが、もう少し調べて考えたいと思います。
最新の価格を知りたい方はこちらへ
Amazonはこちら ⇨ 「CANON EOS RP」
楽天はこちら ⇨ 「CANON EOS RP」