「RICOH GR III」が発売されます。
「GR」は小型で高性能である証。
発売される新型は、どこまで進化しているのでしょうか?
スペック
レンズ | レンズ構成 | 4群6枚(非球面レンズ2枚) |
焦点距離・F値/td> | 18.3mm (35ミリ判換算で約28mm相当)、F2.8~F16 | |
撮像部 | 撮像素子 | 種類:原色フィルター/CMOS、サイズ:23.5mm×15.6mm |
有効画素数 | 約2424万画素 | |
感度 | ISO100~102400 | |
手ぶれ補正 | 撮像素子シフト方式 (Shake Reduction)(3軸補正) | |
ローパスセレクター | SRユニットを用いたモアレ低減機能 (オフ、弱、強) | |
フォーカス | フォーカスタイプ | 像面位相差検出およびコントラスト検出によるハイブリッド方式 |
撮影距離範囲(レンズ先端から) | 標準:約0.1m~∞、マクロモード:約0.06m~0.12m | |
露出制御 | シャッタースピード | 1/4000~30秒 (絞りによる制限 F2.8:1/2500秒まで、F5.6以上:1/4000秒まで)、 バルブタイマー(10秒~20分)、バルブ、タイム |
NDフィルター (2段) | オート、オン、オフ | |
ドライブモード | ドライブ | 1コマ撮影、連続撮影、ブラケット撮影、多重露出、インターバル撮影、インターバル合成 |
セルフタイマー | 10秒、2秒、オフ | |
画像モニター | 形式 | 3.0型TFTカラーLCD (アスペクト比3:2)、約103.7万ドット、広視野角タイプ、エアギャップレス強化ガラス |
タッチパネル | 静電容量方式 | |
電源 | 使用電池 | 充電式バッテリー DB-110 |
電池寿命 | 撮影可能枚数:約200枚 | |
外形寸法・質量 | 外形寸法 | 約109.4(幅)×61.9(高)×33.2(厚)mm(操作部材、突起部を除く) |
質量 | 約257g(バッテリー、SDメモリーカード含む)、約227g(本体のみ) | |
付属品 | 充電式バッテリー DB-110、USB電源アダプター、電源プラグ、USBケーブル I-USB166、ハンドストラップ |
描写力を高めた6つの理由
GRレンズ
焦点距離は28mm相当、開放値はF2.8。
風景がメインになるスナップに向いている焦点距離です。
新設計のレンズを最適配置することでディストーションや色収差を抑制。
「GR」の名前に恥じない描写力を手に入れました。
イメージセンサー
APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載。
有効画素数は約2424万画素。
最近のカメラのスペックを見ていると画素数が少ないように感じると思います。
しかし、ポイントはAPS-Cサイズという大きなイメージセンサーだということ。
画素数をおさえることで無理なく光をたくさんイメージセンサーに取り込む事ができます。
この事は高画質な描写を実現する上で大きなファクターです。
映像エンジン
映像エンジンは新開発されました。
最新の映像エンジンは高画質のイメージセンサーが出力した映像を精密に描写します。
14bit RAWにも対応ということからも、映像エンジンの能力の高さがわかります。
高感度
スナップ撮影では夕暮れや夜間などの撮影もあります。
そんな時に強い味方になるのが高感度でも画像の劣化が少ないカメラです。
「RICOH GR III」は映像エンジンとは別に「アクセラレーターユニット」を搭載。
そのユニットが映像エンジンで処理する前に画像を適切に処理します。
それにより、最高感度102400での撮影を可能にします。
手ぶれ補正
スナップの神様は突然、来るので不意をつかれることもあります。
そんな時、運命の分かれ目になるのが手ぶれ補正。
補正は3軸方向に対応しており、シャッター速度換算で4段相当の補正効果があります。
ローパス
イメージセンサーを駆動させることで偽色やモアレを抑制させます。
ローパスフィルターと違い、被写体に応じた使い分けが可能なのが大きな利点。
解像度をとるのか、偽色・モアレを低減をとるのかは、その時の気持ち次第です。
GR III in Paris
おわりに
ぼくにとって、「RICOH GR」は思い入れのあるカメラです。
15年前、「GR DIGITAL」を買った時の事は今でも覚えています。
うれしくて、すぐ街へ撮影に出かけました。
コンパクトなのに適度な重量感。
カメラを持っているという感じがして、とても大好きでした。
ただ、暗い場所の写りが良くありませんでした。
きっと、「RICOH GR III」は暗い場所でも綺麗に写るカメラなんでしょう。
ぜひ、撮影してみたいと思っています。
まだ、防湿庫で大事に保管している「GR DIGITAL」を久しぶりに出してみよう。
もう電源は入らないかもしれないけど、「RICOH GR III」を見て、急に試してみたくなりました。
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