カメラを買うにあたって、まず1本目のレンズは汎用性の高い標準ズームをオススメします。
標準ズームの出来が悪ければ、仕事で使うのは厳しくなってしまうので、最初のチェックポイントです。
このレンズはTIPA2018のBEST CSC STANDARD ZOOM LENSを受賞しているということである程度の性能は期待できそうです。
特長
レンズ
ナノARコーティングを採用しています。
このコーティングはフォトグラファー界隈でも評判が良くて、フレアやゴーストがかなり高いレベルで抑えれらています。
逆に意図的なフレアを出すことが難しいくらいのレベルらしいです。
絞り
このクラスではスタンダードな円形絞りを採用しています。
以前は標準ズームはボケ味もあまりキレイではありませんでしたが、今の標準レンズはかなり描写が美しくなってきましたね。
質量
663gというのは、このズーム域のレンズとしてはかなり軽い方ですよね。
サイズもコンパクトになっていて、撮影の負担も軽減されそうです。
フォーカスホールドボタン
そして、ぼくが一番、感動したのはフォーカスホールドボタンです。
このボタンがズームリングとピントリングの間に設定されています。
とても素晴らしい場所にこのボタンが付いているんですよ。
これはとても便利です。
何が便利かというと、AF時にフォーカスロックが自然な動きの中でできるということなんですよ。
細かくピントの位置を決めたいときなどに、このボタンを使うとピントを合わせたい位置でロックする事ができます。
Canonは望遠レンズには付いているんですが標準ズームにはこのボタンが付いてい無いんですよね。
いつも、ボディ側のボタンを割り当て使用しているので正直、使い勝手が悪いです。
そのボタンは右手親指を使って押すのですがシャッターは右手人差し指なので右手親指を押しながらシャッターを切るという動きになります。
この動きって本当にやりにくいです。
その上、AFのゾーンを変える時も右手の親指を使うので、動きが大忙しの上に押し間違えるという残念な結果になることもあります。
なので、左手でAFロックをかけれるように設計されていることはとても素晴らしいです。
おわりに
このボタンだけでも買いだと思っちゃうくらいですが、作例を見るかぎり全体の性能も平均点が高い。
最初の一本として、このレンズはベストバイなのは間違いないですね。