ソニーからDSC-RX0というデジタルカメラが2017年10月に発売されました。
外見はGoProによく似ていますがカメラとしての性能も同じなのででしょうか?
2機種の違いを性能面で比べてみましょう。
ソニーDSC-RX0の特徴
ソニーのホームページによると
1.RXシリーズの高画質技術を防水性と堅牢性を備えた小型ボディに凝縮
2.幅広い場面で高画質な撮影を実現する多彩な撮影機能
3.多視点からの撮影で自由な映像表現を可能にするマルチカメラコントロール
4.専用アクセサリー群によるシステム拡張や機器連携
難しい言葉が並んでいるのであんまりピンときませんね。
ざっくりまとめるとソニーこだわりのRXシリーズで防水・衝撃にも強い小型カメラということです。
GoProと比べてみた
ソニーのホームページからでは特徴がよくわからないのでGo Proと比べてみることにしました。
まず価格から「RX0」はソニーストアで購入すると79,880 円(税別)だそうです。
一番近い値段の「GoPro」は「GoPro HERO6 Black」です。
同じオフィシャルホームページでみると52,000円(税別)なので価格差は約3万円もあります。
もう一台デジカメが買えちゃうくらい大きな価格差ですね。
値段差が大きいので比較対象としては問題があるかもしれませんが、これ以上高い「GoPro」がないのでこれでいっちゃいます!
まず大きさは「RX0」の方が一回り小さくて重さはほとんど変わらないのでずっしり感があります。
カメラといえばセンサーが大事ですが「RX0」が1.0型のCMOSで1530万画素、「GoPro HERO6 Black」は1/2.3型で1200万画素です。
この部分は差が大きいですね。
実際の大きさで2倍程度違いますから画質や写真のボケ方もかなり違うはずです。
価格差、相応ということですね。
「RX0」の位置付けは写真も映像も、きちっと綺麗に撮れますよということです。
焦点距離は35mm換算で「RX0」が24mm、「GoPro HERO6 Black」が15mmです。
レンズについても大きな差がありますね。
焦点距離から考えると「RX0」は画角的に背景をきっちり入れながら、人と動きを入れることで映像を成立させるカメラです。
24mmは見慣れた画角なので違和感なく映像の世界に入れると思います。
それに対して「GoPro HERO5 Black」は画角的にかなり違和感というか違いを出しています。
15mmは映像的に見慣れていないので新鮮な印象を受けます。
これだけ広角だと綺麗な風景などを入れて自撮りなんかがいいですね。
風景もたくさん写って、手前にいる自分自身は大きくパースがついて写るので絵的に面白い映像が撮れます。
耐衝撃・防滴は「RX0」は防水10m、耐落下2mに対して「GoPro HERO6 Black」は防水10mですが、耐落下に関してはホームページを調べても見つけることができませんでした。
ただ、先人たちが人柱となって衝撃にも強いという結果を残していますので、耐落下についても差はそれほどなさそうです。
ぼくの独断でソニーDSC-RX0とGoProの違いを一言にすると
映像も写真も自分の狙い通り撮りたいターミネーターのような完璧主義者へ
神様が降りてくる瞬間に素晴らしい映像が撮れると信じている楽しい人へ
何はともあれ実際の映像を見るのが一番!
おわりに
よく似ているようで実は狙っている方向が違う「RX0」と「GoPro HERO6 Black」。
今までは撮れないような場所での撮影や様々な映像表現ができるというのは、心をくすぐりますよね。
これだけ自由度が高いと、どんな場面で撮影するかをいろいろと妄想しちゃいますね。