海外のWebサイトで「Canon EOS-1D X Mark III」が2020年2月に発表されるとリークされました。
「Canon EOS-1D X」系はスポーツで使われることが多いので、東京オリンピックに向けての発売ですね。
光学ファインダーが搭載されているということで、キヤノンはプロ機をミラーレスにするつもりは、あまりないのかなと思います。
まあ、ミラーレスにするとマウントが変わってEFレンズが使えないということも、大きいかもしれないです。
マウントアダプターを使うという方法もありますが、プロカメラマンとしては必要のない機材を増やすことでのリスクは取りたくないところではないでしょうか。
ぼくら広告カメラマンと違い、スポーツカメラマンはやり直しの効かない一瞬の勝負なので、その辺りはシビアに考えていると思います。
ぼくも広告写真で使うためにプロゴルフトーナメントやJリーグ、柔道世界大会を撮影することがありますが、ミラーレスはシャッター音を消せるので使ってみたいなと思っています。
今なら「α9II」でしょうか。
でも、キヤノンも「EOS R」系でスポーツカメラを出すかもしれないので、ちょっと様子見ですね。
リークされた「EOS-1D X Mark III」の仕様を「EOS-1D X Mark II」と比較
EOS-1D X Mark III | EOS-1D X Mark II | |
---|---|---|
撮像素子 | 約2810万画素フルサイズCMOS | 約2020万画素フルサイズCMOS |
映像エンジン | デュアルDIGIC 9 | デュアルDIGIC 6+ |
本体内手振れ補正 | 搭載 | 非搭載 |
ファインダー | 光学式ファインダー | 光学式ファインダー |
測距点 | 61点クロス | 最大61点(クロス:最大41点) | 連続撮影速度 | 約30.0コマ/秒 | 約16.0コマ/秒 |
バッテリー | 新型(新機能搭載) | LP-E19/LP-E4N/LP-E4 |
液晶モニター | LCD(より大きなサイズ) | TFT式カラー液晶ワイド3.2型/td> |
撮像素子
イメージセンサーは約2,810万画素に増えます。
およそ800万画素、増えるので画質の向上を期待できます。
さらに新聞や雑誌に使う写真はトリミングされることが多いので、この画素数の向上は大きなメリットです。
映像エンジン
映像エンジンはデュアルDIGIC9に変更。
3世代も新しくなるので高画質・高性能・高感度が実現されそうです。
特に高感度は室内スポーツ撮影には欠かせないものなので、単純により高感度への対応ばかりでなく、高感度時の画質向上にも期待です。
連続撮影速度
現行機の約16.0コマ/秒から約30.0コマ/秒へ向上するとのことですが、本当ならスゴいことです。
バッファーの問題で何秒間、約30.0コマ/秒を続けられるかはわかりませんが、動画と同じフレーム数なので、ある意味動画ですよね。
この速度で撮影できれば、スゴいベストショットが撮れそうです。
まだ詳細は、はっきりしていませんが意欲的なスペックになっています。
現時点で発売から3年以上経っているので、待ちわびているユーザーの方も多いのではないでしょうか。
今後の展開が楽しみです。
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