ソニーは、35mmフルサイズイメージセンサー搭載デジタルカメラとして世界初有効約6100万画素「α7R Ⅳ」を2019年9月6日に発売。
価格はオープンプライスで、実売は43万円前後(税込)とみられます。
主な特長
世界初の有効約6100万画素により、高精細な被写体を圧倒的な臨場感で写し出す
35mmフルサイズ初の有効約6100万画素裏面照射型CMOSセンサーを新開発し、圧倒的な描写力をフルサイズミラーレスで実現。新規シャッターユニット、衝撃吸収ダンパーや進化した手ブレ補正など、微細な振動も許されない高解像撮影を支えるために細部にわたって見直しました。
有効約6100万画素の高解像で、AF/AE追随。最高約10コマ/秒の高速連写
連写シーケンスを見直し、有効約6100万画素の高解像でありながら、最高約10コマ/秒のAF/AE追随高速連写を実現。さらに従来の1.5倍にバッファーメモリーを大容量化し、JPEG時・RAW時(圧縮)に約68枚、APS-C撮影時には約2620万画素でフルサイズ時より約3倍の連写持続性能を実現しています。
人物にも動物にも動画にも対応する、進化した「リアルタイム瞳AF」搭載
AIを用いてリアルタイムに瞳情報を検出し続ける、「リアルタイム瞳AF」を搭載。動きのあるポートレートを撮影する際も、シャッターボタンを半押しの状態で高精度に瞳を追随し続け、そのままシャッターを切ることができます。さらに、新たに動物に対応したアルゴリズムを追加。これにより動物の瞳を高速・高精度に自動検出、追随します。また、動画撮影時にも人物のリアルタイム瞳AFを使用可能。リアルタイムトラッキングにより、カメラまかせの被写体追尾にも対応しています。
プロフェッショナルの道具として、信頼性・堅牢性・接続性をより高次元に研ぎ澄ます
UXGA OLED Tru-Finderを新たに搭載することで、α7R IIIに比べて約1.6倍の約576万ドットの圧倒的な解像度を実現。また、大容量Zバッテリー採用やグリップのホールド性向上、より防塵・防滴に配慮した設計など、さまざまなフィールドでの使用に耐える信頼性・堅牢性も実現。さらに、カメラ本体の無線LAN機能が進化し、従来の2.4GHz帯域に加え、新たに5GHz帯域での転送が可能な「11ac」規格もサポート。電波の干渉が少なくつながりやすいため、安定した高速データ通信が可能で、プロフェッショナルの現場でワークフローを効率化します。
広角から超望遠までをカバーするミラーレス専用設計レンズのラインアップを52本まで拡大
「ソニーEマウント」は、圧倒的な解像力と美しいぼけ味を高次元で両立している「G Master」を筆頭に、なめらかで美しいぼけ味が特長の「Gレンズ」や、忠実な色再現とヌケの良い透明感のある描写が特長の「ツァイスレンズ」をラインアップ。焦点距離12mmから1200mmまでカバーする52本もの豊富なミラーレス専用設計レンズ群が撮影者の創造力を解放し、新たな表現の可能性を切りひらきます。
「α7R Ⅳ」と「α7R III」の違い
α7R Ⅳ | α7R III | |
---|---|---|
有効画素数 | 約6100万画素 | 約4240万画素 |
撮像素子 | 35mmフルサイズ(35.7×23.8mm) ExmorR CMOSセンサー |
35mmフルサイズ(35.9×24.0mm) ExmorR CMOSセンサー |
撮影感度 | ISO100~32000 | ISO100~32000 |
液晶モニター | 7.5cm (3.0型) TFT駆動 約144万ドット(視野率約100%) |
7.5cm (3.0型) TFT駆動 約144万ドット(視野率約100%) |
連写 | 約10.0コマ/秒 | 約10.0コマ/秒 |
動画 | 4K:3840×2160 | 4K:3840×2160 |
記録画素数 | 9504×6336 | 7952×5304 |
ビューファインダー | 1.3cm (0.5型) 電子式ビューファインダー 約576万ドット(視野率約100%) |
1.3cm (0.5型) 電子式ビューファインダー 約368万ドット(視野率約100%) |
寸法 | 約128.9(幅)x96.4(高さ)x77.5(奥行き)mm | 約126.9(幅)x95.6(高さ)x73.7(奥行き)mm |
質量 | 約665g(バッテリー、 メモリーカード含む) | 約657g(バッテリー、 メモリーカード含む) |
イメージセンサーのサイズは変えずに、画素数が約1.44倍増えています。
つまり、1画素あたりの面積が小さくなったという事です。
一般的には画素の面積を小さくすると、光を受ける感度が落ちるので描写力に悪影響を与えるとされています。
まだ、情報が少ないのでわかりませんが、どの様に対応しているのか興味深いところです。
ファインダーのドット数が大幅にアップにしていることも注目ポイントです。
かなり、自然に見えるようになっているはずです。
実機のファインダーで見え方を確かめてみたいですね。
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