ツァイスは、Canon EFマウントとNikon Fマウント「Otus 1.4/100」を発表し、6月発売予定。
価格は630,000円になっています。
主な特徴
ZEISS Otusシリーズに望遠焦点距離レンズ Otus 1.4/100が新たに登場しました。ZEISS Otus 1.4/100 は、優れた画像性能と素晴らしい製造品質を兼ね備えた、同クラスのレンズレンズのなかでも最高のクオリティを誇るレンズです。
Otusシリーズレンズはすべて一切の妥協をせずに作られています。ZEISS Otus 1.4/100 も同様に、ZEISS の全ての知識および経験に基づき誕生した他に類を見ないレンズです。
35 mm フルフレームカメラ用に開発された Otus® 1.4/100 ですが、中判カメラを連想させる画質をもたらします。
スタジオや屋外撮影時であっても、高解像度と優れたシャープネスを誇るこのレンズであれば、開放絞り値f/1.4であっても素晴らしい撮影を行うことができます。
ポートレート、商品撮影等、あらゆる撮影で、その印象的なボケ味を実現します。非球面レンズおよび特殊レンズを使用したアポクロマートレンズ デザインにより、考えられる全ての収差を、極限まで軽減したり除去することができます。高品質コーティングにより、コントラストを鮮明に捉え、逆光撮影でも、フレアを最小限に抑えます。
アポクロマート
レンズがアプクロマート仕様ということで色収差を高いレベルで補正しています。
色収差が出やすい、階調のある部分やハイライト部分の色のにじみをおさえています。
コントラスト
コントラストの高い画像はレンズの収差も顕著に出ます。
レンズの収差補正が優れているため、コントラストはそのままに収差をおさえて描写する事を可能にしています。
カラーフリンジ
ピントがきていない前後のボケている部分に点光源がくると、その周辺にカラーフリンジと呼ばれる偽色が発生します。
夜景などを撮影した際、カラーフリンジが出てしまい、当初のイメージとは違う写真になってしまうケースがあります。
そのようなシチュエーションでも、レンズの収差補正でカラーフリンジを発生させることはありません。
カラーフリンジは撮像素子側の問題である場合もあります。
しかし、レンズで発生をおさえることができれば、撮像素子が要因だとしてもカラーフリンジを解消できる可能性が高くなります。
非球面レンズ設計
球面レンズでは入射光線が異なるポイントで、焦点が合ってしまうという球面収差を引き起こします。
球面収差が起きるとボケが発生してしまい、解像力の低下につながります。
しかし、非球面レンズを使用することにより球面収差を排除することができるため、解像力を改善することができます。
仕様
焦点距離 | 100 mm |
絞り値 | f/1.4 – f/16 |
カメラマウント | Canon EF-Mount* (ZE) Nikon F-Mount* (ZF.2) |
撮影距離 | 1.0 m (39.4″) – ∞ |
自由作動距離 | 0.83 m (32.7″) – ∞ |
画角 | 24° |
レンズ構成 | 14枚11群 |
フィルター径 | M86 x 1.00 |
全長 (レンズキャップを含む) | ZE: 152 mm ZF.2: 150.1 mm |
重量 | ZE: 1405 g ZF.2: 1336 g |
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