以前、記事にした「プロカメラマンが選ぶ!レベル別カメラマンアシスタント道具」をわかりやすく、動画にしました。
今日はLv.1の基本的なカメラマンアシスタント道具です。
アシスタントを目指している人だけでなく、すでにアシスタントとして仕事をしている人にも役立つと思いますので、スキマ時間にでも動画を見てください。
ながら見で、十分ですよ。
レベル別カメラマンアシスタント道具 Lv.1
これは最低、持っていて欲しいアシスタント道具です。
動画で紹介したアシスタント道具
筆記用具
特に説明はしませんがボールペン、シャープペン、油性マジック、メモ帳は最低限、必要です。
ハサミ
撮影では黒ケント紙などの紙などを切る事が多いです。
細かく、綺麗に切る事が要求されるので切りやすいハサミが好ましいですね。
カッター
背景紙やトレペ、アートレなどを切ります。
これらのものはハサミでは切りにくい為にカッターを使用します。
特にトレペなどはキレ味が悪いカッターでは破れ易くなるので常に刃を新しくしておいてください。
トレペをうまく切れないと「素人か」って思われますよ。
白パーマセル/黒パーマセル
用途によって白と黒を使い分けます。
粘着力もそれ程、強く無いのでカメラやレンズに貼ったりする事もあります。
どちらの色も汎用性が高く様々な局面で使用できるので絶対に必要なものの一つです。
使用例ですが白パーマセルはホワイトの背景紙の破れを直したり、白バックでの切抜撮影では黒いスタンドに貼る事もあります。
その他、トップライト用のディヒューザーを壁に止めるためや窓をトレペでつぶす時にも貼ったりしますね。
黒パーマセルは黒ケント紙を加工する為やレンズ前に貼って生の光をカットする為に使用したりします。
ピントリングやズームリングを動かしたく無い時にレンズに直接、貼ったりカメラボディにUSBなどのケーブルをつけた際、抜けないように補強したりもします。
養生テープ
背景紙を止めたり、機材の梱包など単価が安いので多量に使う場合に使用します。
粘着がそれ程、強力ではないの布背景の埃をとる時にも使いやすいです。
ブロアー/レンズクリーニングペーパー
ロケではレンズが砂埃や水滴で汚れる事がよくあります。
レンズの汚れは撮影に悪影響を与えるので現場ですぐに対処します。
まず、ブロアーで埃をとばして、レンズクリーニングペーパーで拭き上げます。
間違っても埃をとばさず、拭き上げることは絶対、NGですよ。
それをするとレンズのコーティングを傷つけることになり永久的に描写への悪影響が出てしまいます。
ロケ撮影の時は、このセットを忘れずに。
まとめ
次回はLv.2の「プロカメラマンが選ぶ!レベル別カメラマンアシスタント道具」を解説します。
プロカメラマンの立場で、カメラマンアシスタントに持っていてほしいものをピックアップしているので、ぜひ参考にしてくださいね。